東京・池袋でクリニックを経営する医師の大谷義夫さん(61)。医療解説でテレビに登場する姿をよく見かけるのではないでしょうか。そんな大谷さん、意外と緊張するタイプなのだといいます。どのように緊張と向き合っているのでしょう?
東京・池袋駅そばの繁華街の一角にある「池袋大谷クリニック」を訪ねると、大谷さんが笑顔で迎えてくれた。
大谷さんは医療者の家系ではない。祖父が畳屋を始め、父がカーペットなどを含む内装業に発展させた。そのお店があったところに、クリニックは建つ。
なぜ、医師を目指したのか? 「小学校のとき『医者を目指す』という同級生がいたのと、中学のときに見た医療ドラマの影響でしょうか。心から感動したのを覚えています」
群馬大学医学部に進み、卒業…